タロットを読むということ
なぜ？Yukinoは、タロットを始めたのか？
経歴を見ると、アート、デザイン、イラスト系の出身じゃないか？
占い師ではないよね？
そう感じているかもしれません────
タロットを始めた理由
Yukinoは、もともと占いが好きな方でした。
小さい頃に星占いの本を買ってもらったほど、早くから目覚めていたようです。
とはいえ、占星術や四柱推命、算命学のように生まれた日時を基準にする「命術（めいじゅつ）」が、最も信用できると思っていました。
その次に「相術（そうじゅつ）」と言って、人相や手相のように、生き方が表れるようなものも信じられます。
でもね、タロットや易占い、ルーンのような「卜術（ぼくじゅつ）」は、偶然性から導かれるものなので、信憑性が低いんじゃない？と、それほど興味を抱けなかったのです。
きっかけはタロット動画
あるとき、YouTubeのおすすめに現れたタロット動画！
なんとなく再生してみると、とても個性的なタロティストの方が、3択リーディングをしていたのです。
タロットといえば、いわゆる「ケルト十字」や「ヘキサグラム」といったスプレッドをテーブルに広げてうらなうものだと思っていたので、3択リーディングがとても新鮮でおもしろく感じられました。
だって、タロットは絵柄もスプレッドも覚えなきゃと思っただけで、逃げ出したくなりますものね。
そして、動画の中でリーディングされる内容を聞いていると「あれ？ 私も読めるぞ」と目覚めるのです。
今まで、まったく興味がないどころか、占いの中で「最も胡散臭い」なんで思っていたタロットに興味を持ち始めるのでした。
すぐにタロットを購入
なんだか、胸騒ぎとワクワクが入り交じり、すぐにAmazonでタロットを購入。
とりあえず、ベーシックなところから「ライダー版」を選べな良いかな？と思ったけれど、絵柄や明るくて優しい「ユニバーサルタロット」にしました。
だって、死神とか悪魔とあるじゃない？
ちょっと怖そうなカードの絵柄に圧倒されないように、まずは手に取りやすい絵柄にした方が、親しみやすいと思ったからです。
もちろん、タロットの基本的な内容も知りたいので、入門書らしきものも購入しましたよ。
タロットが読めるとは？
さて、タロットが読めるというのは、いったいどういうことでしょう？
タロットの解説書にあるように、絵柄の意味を覚えて説明することではないのです。
絵柄を見て、何枚かのカードと組み合わせたり、会話しながらカード引いたりすると自然に言葉が紡がれ始めます。
タロットに聞いてみたいことを明確にしていれば「現在の状況はこんな感じ」「だったらこうすれば」みたいな感じで語りかけてくるイメージです。
霊感バリバリで見られる方とは、違うんだろうけど直感や感性がタロットを通して、導かれることには違いないと思います。
こういった話は「あっそうそう」と響く方に、納得いただければ良いんじゃないかな。
まったく響かない人には、嘘っぽく聞こえちゃうもんね。
それでも、仕方ないのです。
これは、潜在意識と顕在意識の狭間を行き来する感じとして、日頃からもっているタイプの人、特有のこと。
Yukinoにとってのタロットリーディングは、カードと自分のあいだに流れる静かな対話のようなだと思います。
タロットの絵柄から感じること
タロットの絵柄は、単なるイラストではありません。
そこには、中世の美術や神話、色彩の象徴、構図の意図が緻密に織り込まれています。
タロットの絵の中は、時間も感情も光と影も存在している、まるで小さな絵画を読むようです。
色が訴える心理、人物の視線、背景の空などを感じ取るたびに、絵は「意味」ではなく「物語」として動き出します。
それは、アートを学んだ経験からこそ、読み解けるとも言えるでしょう。
YukinoとMedora の関係
さて、そろそろお気づきかもしれませんが、このサイトでは「Yukino」名義で活動しています。
クリエーターとしての活動は「Yukino ユキノ」で行うのですが、タロティストとして活動するときは「Medora メドーラ」です。
詳しくは、Aboutページでも語っているので、ご覧いただければと思います。
Yukino 
Yukinoは、漢字表記もできる、本名に近い名前です。
より、本来の自分らしく表現者として名乗るなら「Yukino」かなと思っています。
Medoraについては、自分とは違った観点で、ちょっと浮世離れした雰囲気を作るときの名義という感じです。
YukinoとMedoraは、このサイト内を行き来しながら、皆さんへ何らかをお伝えしていくことでしょう。
──── Yukino
