トウシューズの選び方が難しい|ポワントジプシー

Grishkoが最高だと思ったけれど・・・
こんにちは、Yukinoです. .. .。.:*☆
今回は、トウシューズを履く方ならではのポワントジプシーがテーマです。
Contents
バレエのトウシューズは永遠の悩み
バレエダンサーは、トウシューズことを「toe=英」と言うより「pointe=仏」のポワントという言い方が一般的かな?
英語なら正式には「Point shoes(ポイントシューズ)」
なぜか日本では、ポワントシューズとも言わず「ポワント/ポアント」と略しています。
進化し続けるポアント
昔々のそのまた昔・・・まぁ幼少期のことですけどね。
私は、小学校1年生くらいでポワントを履き踊るようになりました。
日本で手に入るポアントは、日本製ならチャコットやシルビア、海外製ならイギリスのフリードが有名だったかな?
ロシア製のポワントは、まだあんまり聞いたことがなかったかしらね?
子供は、もちろん日本製から試すことがほとんどです。
大人になった頃には、多くの海外製品が手に入るようになり、フランス製の[
「GANBA97 ギャンバ」を長らく愛用していました。
日本製の他メーカーも増えましたね。
足の形や指の長さ甲の高さに合わせて選べる
ポワントは、各メーカーごとに素材や作り方が異なり、ひとつのメーカーの中にもいくつものブランドがあります。
さまざまな仕様の中から、自分に合ったものを探し出さなければいけないのです。
もちろん踊りによって使い分けが必要だし、自分のコンディションによってもフィッティングが変わります。
足に合うポワントなら、どこも痛くないし変な力がかからず、本当に快適に踊れるのでとても気分が良いものです。
ポワントの選び方
ポワントを選ぶときは、まず足の指の長さや形が重要です。
だいたい「エジプ型」「ギリシャ型」「ローマ型」とか「ドイツ型」「ケルト型」など指の長さのパターンによっていくつかに分けられます。
ちなみに私は、中指が親指より長い「ギリシャ型」です。
あと、厚みのある甲高なのか、薄くて甲があまり前に出ないタイプなのかも重要になります。そして、力の使い方による個々の特性に合わせてソールの硬さを選んでいく感じですね。
メーカーごとに履き心地も違うので、足を入れた瞬間のフィーリングも意外に大切だったりします。
ポワントの購入は、ネットじゃなく実店舗で必ず吟味しながら、フィッティングをして購入しましょうね。
Grishko グリシコ 3007Proがお気に入り
さて、実は30年ぶりにポワントを履いた私です。
なぜなら、大人になってクラッシックからコンテンポラリーに移行したので、全くポワントに興味がなくなってしまいました。
しかし、身体のバランスを考えるとクラッシックの基礎を末長く続ける方が良いと思い、ついでにポワントレッスンも再開したのです。
ロシア製のポワントが足に合っているのかな?
足が強いのか?硬い質感のポワントが向いている私は、丈夫でしっかりした作りのロシア製のポワントでもぜんぜん平気です。
つま先が細いタイプが多いロシア製ポワントには、RクラスやGrishkoグリシコというメーカーがあります。
見た目が白っぽいオシャレなサテン生地のRクラスは、消耗が早かったので、最近、硬くて手強いグリシコに変えました。
手始めに、どんな足でも合わせやすい「2007」の進化系「3007Pro」にしてみたところ、分厚いトウパッドいらずで、ソールの馴染みは半端なく良かったのです。
足の指にまったく負担がかからず、これ以上のポワントはないと思っていました。
それでも私の足首の特性から、トウ先の形状がもう少しスクエアな方が良いみたいと感じはじめたのです。
ということで今度は、オーストラリア製BLOCHブロックのセレナーデを試してみましたが、う〜ん?
トウ先がワイドで良いけれど、全体的にはGrishkoグリシコの方が履き心地が良くて好きだなと思いました。
まぁセレナーデは、私の知る限りで上野水香さんとかマリアホーレワさんとか甲高の人が履いているイメージよね。
私の足と真逆じゃないですか・・・
とりあえずグリシコは、他にもイロイロな種類があるので、時間のある時にお店でフィッティングをしてみようっと。
そんなこんなで、ポワントジプシーは続くのでした・・・