気持ちはあるのにいつまでも動き出せない
やりたいとは思っているけれども ────
どうしても一歩が踏み出せない!体がついてこない ────
そんな日って、誰にだってありますよね ────
やる気があるのに進めないあなたへ
明日は、休みだ ────!
仕事を早く終わらせ、さっさと帰りましょう。
きっと仕事中にワクワクしながら「あれをやらなきゃ」「これをやろう」と思っていたかもしれませんね。
にもかかわらず、翌朝起きてみると?
なぜか、時間に追われる予定がなければ、日頃あんなにバタバタと機敏に身支度している私はどこへ?
というくらい、のんびりというか「ダラ〜」っとしてたり「グダグタ」してたりして
動きの全てがスローになるのはなぜ?
気づけば、コーヒーを1杯飲むだけで、あれもうお昼だ ────!!!
昨日の夜、あんなに今日やることをシミュレーションしたのに ────ってなるのです。
もし、趣味とか副業、資格試験などの目標や目的があるのに
ちっともやる気が起きずに日がな一日何もしなかったら、ちょっと落ち込んでしまうかもしれません。
もちろん、まったく気にならない日もありますけど、ちょっと落ち込んでしまう日もあります。
そんなときでも、自分を責めたりしないでくださいね。
「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」あがるのに、動けずじまいでいると何だかんだともどかしさを抱えてしまうでしょう。
それは、あなたが丁寧に未来を見つめている証拠 ────
自分を大切に守ろうとする感覚が働いているのかもしれませんよ ────
気持ちはちゃんとあるのに動き出せないのは、弱さでも怠けでもなく心が少しだけ慎重になっているだけなのです。
心が前へ踏み出す瞬間のつくり方
人が新しいことに挑戦する時、脳は「リスク」を優先して感じ取ると言われています。
あなたが動けないのは自然な反応なので、意志が弱いわけでも、やる気が足りないわけでもありませんよ。
脳にとって大切なのは「安全」だからこそ「未知に向かう一歩」は、ほんの少しだけ勇気が必要になるのです。
行動しようとするとき、人はつい「ちゃんとやらなきゃ」と気合を入れてしまうでしょう。
でも、本当に必要なのは大きな一歩ではなく「ちょっとだけやってみる」という軽い動きなのです。
大きく動こうとしなくていい
小さな行動は、脳にとって安全な冒険となります。
何かを始めるときに、突然大きな行動をしようとしなくても大丈夫です。
目的や目標へ向かうときは、小さな行動の積み重ねで「自分はできるという感覚」を育てましょう。
そうすれば、次の行動のエネルギーになるとされています。
たとえば ────
- No:いきなり勉強を2時間
Yes:3分だけ机に向かう、机に向かう前にペンを出してみる - No:いきなり運動を習慣化
Yes:靴を選んで、履くところまでやる - No:いきなり完璧な企画を考える
Yes:メモにタイトルだけ書き出してみる
どれも「これならできそう」と思える小さな行動から始めれば、大丈夫です。
それだけでも、心は少しずつ温まっていきます。
動き始めるには、ほんの少しのきっかけで十分なんですよ。
この「やれそう感」こそが、あなたを動かすエネルギーになりますから ────
未来のあなたはもう動き始めている
動けない時間って、ほんの少し止まっているだけに見えますね。
でも実は、その間にも心はゆっくり準備をしているんです。
「どんな未来がいいかな」と考えていること自体が、すでに動き出している証拠。
勇気とは、特別な瞬間に降ってくるものではありません。
ほんの少しだけ未来を信じる気持ち、少しだけ自分を肯定できる感覚、その積み重ねです。
何かが動き出す前のあなたは、とっても静かに見えるかもしれません。
それでも気づかずに心の中では、すでに未来の方向を見つめているはずです。
まったく関係ない動画を見たり、ただSNSを眺めている、その視線こそが最初の一歩になります。
もうほんとに、とりあえず何も考えなくても良いことをして楽しんでみましょう。
そうすると知らないうちに感性が養われて、やる気スイッチを見つけ出します。
「見つかる」じゃなく「見つけ出す」ことがポイント!
なぜなら、モチベーションを上げるのは、結局のところ自分の意思が頼りになるのですから。
どんなときでも焦らず、あなたのペースで進んでみてくださいね。
必ず「こうなりたい!」絶対「こうしたい!」その気持ちが、すべての始まりなのです。
あなたのタイミングで、気持ちがあるというその事実が、もう立派な一歩となりますよ。
──── Yukino